新しい自由を求めて
リバタリアニズムの理論的基盤と自由市場の実践的ビジョンを提示する。
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教育、医療、治安、法律。これらは国がやるべき仕事だと、誰もが当然のように思っています。でも、本当にそうでしょうか? マレー・ロスバードはこの本で、その「当然」を真正面から疑います。リバタリアニズムの古典にして、最も挑発的な一冊です。
この本が語ること
ロスバードの出発点は自然権理論です。個人の生命、自由、財産は侵してはならない。そしてこの原則を徹底すると、国家が独占しているサービスのほとんどは自由市場のほうがうまく提供できるという結論に至ります。具体的なシナリオが次々と展開されるので、空論には感じません。
この本を読むと、ビットコインが追求する「分散化」と「個人主権」の哲学的ルーツが見えてきます。なぜ中央集権ではダメなのか、なぜ個人が自分の財産を自分でコントロールすべきなのか。その答えの原型がここにあります。左右の政治的フレームを超えて、「国家とは何か」を根本から考え直すきっかけになるでしょう。
なぜこの本なのか
過激に見えるかもしれませんが、ロスバードの論理は明快で誠実です。自由とは何かを本気で考えたい人にとって、避けて通れない一冊です。