レイヤードマネー
貨幣システムが歴史的にどのように層(レイヤー)構造で進化してきたかを説明する本。
· 1分
お金には「層」がある。この一つのアイデアだけで、貨幣の歴史とビットコインの未来が驚くほどクリアに見えてきます。ニック・バティアが書いたこの本は、お金の見方を根本から変えてくれる一冊です。
核心の主張
歴史的に貨幣システムは層構造で進化してきました。金の上に銀行券が乗り、銀行券の上に預金が積み重なる。上の層は下の層への「信用」で成り立っています。この枠組みで見ると、中央銀行の役割も、法定通貨の仕組みも、まったく新しい姿を見せます。
そしてビットコインとライトニングネットワークの関係が、このレイヤー構造にぴったり当てはまるのです。ビットコインが基底層(Base Layer)として機能し、その上にライトニングのような決済レイヤーが構築される。著者はビットコインが将来の基軸通貨の基底層になりうる可能性を、歴史的な裏付けとともに論理的に示します。
こんな方に
「ライトニングネットワークってビットコインと何が違うの?」と疑問に思ったことがある方に最適です。レイヤーという概念を手に入れれば、貨幣システム全体の見通しが格段に良くなります。